とりあえずいつも通りのところを開きましょう。
まず最初にヒストリカルデータには二種類あることを説明しますね。
チャートウィンドウをスクロールしていってダウンロードするヒストリカルデータは、そのFX業者(このMT4ならFXDD)の提供するヒストリカルデータになります。業者ごとにレートも若干ズレがあることもありますし、そもそも表示されている時間はその業者のサーバー時間です。
もうひとつは、メタクオーツ社からダウンロードできるヒストリカルデータです。この方法はあまりオススメできない理由も含めて、今回はこちらの方法を説明します。
ダウンロードしたい通貨ペアのツリーを開いて選択し、画像左下のボタンでダウンロードすることができます。なお、一度に全ての時間足分をダウンロードできます。
ところがダウンロードボタンを押すとこんな注意書きが表示されます。・・・しかも英語で。。。
こうやってMT4を使いこなして深入りしていくと、突然日本語に対応していない部分が顔を出してきます。。。
大丈夫!ひるまないで!
翻訳すると、だいたいこんなことが書いてあります。
「ここからダウンロードできるヒストリカルデータはメタクオーツ社のものでFXDDのデータとは異なりますが、それでもダウンロードしますか?」
異なるというのは先ほども説明したようにレートの若干のズレや時間が違うことです。期間が重なる部分は上書きされるためレートのズレはほとんど気になりませんが、問題なのは時間のずれでしょう。この方法の場合、過去のレートだけをチェックしたい場合は特に問題ありませんが、これから進んでいくフォワードデータと組み合わせて使うことはあまり望ましくないでしょう。ちなみに、ダウンロードが完了すれば自動的にヒストリーセンターにインストールされチャートにも反映されます。
かなり古いデーターまで簡単にダウンロードできるこの方法ですが、まぁ使い方次第といったところでしょうか。しかも、メタクオーツ社のヒストリカルデータは精度が低いのではないかとも言われています。しかも古い部分はデーターの欠けがあまりにひどく使い物になりません。。。
次回はFX業者のサイトから入手する方法を紹介します。