サーバーにあるヒストリカルデータは左へスクロールしていけばダウンロードしていけますが、それには限りがあります。大体、1分足だと2か月分で5分足だと1年分ぐらいだと思います。MT4も上級者の仲間入りになってくるとこの辺が非常にもどかしく感じます。
しかし、サーバーからダウンロードできる量が決まっていてもダウンロードできる量の初期設定値がそれよりも下回っているとダウンロードしきれないため注意が必要です。
まずオプションを開きます。オプションのチャートというところに「ヒストリー内の最大バー数」というのと「チャートの最大バー数」という項目があります。
これはつまり、自分のMT4のヒストリカルデータとして保管しておける量と、チャートに一度に表示できる量の設定ということになります。これを最大値しておくといいと思います。しかし、一度に沢山のインディケーターを表示する場合や、第三者が作成したインディケーターで動作が重かったりすると、チャートに多くバーを表示させているとプログラムの計算が追いつかなくて動作が鈍ったり、最悪停止してしまうこともあります。そういう場合にはチャートの最大バー数だけ少なめにしておけばよいです。
最大値は2147483647本ですが、9999999999999999と適当に入力してOKを押せば自然に最大値になります。
こうすることで、沢山ダウンロードでき沢山表示することができます。また、チャートをカラーで印刷したい場合はカラー印刷にチェックを入れればOKです。最初にも話したように、サーバーからは永遠と過去からの分をダウンロードすることはできません。
もっと過去のデータを入手してインポートする方法はまた別の記事で紹介します。